そもそも内祝いってどんな時に贈るもの?
元々、出産などのおめでたいことが起きた時、その喜びのおすそ分けをするのが内祝いという風習です。なので、内祝いを貰う側からすれば、「内祝いを貰えること」そのものがとても喜びに満ち溢れたものであると言えます。ただ昨今は、例えば、結婚や出産のお祝いを貰った時、相手にするお返しのことを「内祝い」と呼ぶこともあります。このため、相手の好みに沿った贈り物をすることで、より深い感謝や喜びの気持ちを伝えられるでしょう。なお、お返しとして用意する場合、いただいた贈り物の金額の半分から3分の1程度の金額で用意するのが一般的なマナーとされています。その地域や家庭によって考え方は異なりますが、内祝いを選ぶ時の参考として抑えておきましょう。
相手により喜んでもらえる!
では、相手の好みに合わせた内祝いを用意するとどのようなメリットがあるのでしょうか。それは言うまでもなく、相手により喜んでもらえる可能性が高まるということです。特に、内祝いのやり取りが発生するのは、結婚・出産・新居への引っ越しなど、喜びに満ち溢れているとは言え、慌ただしいタイミングであることが多いものです。また、内祝いはどうしても多数に贈る際は、一律で贈り物を用意しがちです。そういった中、「あなたはこのブランド・デザインが好きだから」といった好みにまで配慮をして貰えたら、受け取った側の喜びもひとしおでしょう。 ただ例えば、刃物など「切る道具」は、「縁を切る」という言葉を連想させてしまうという考え方があるので、そういった風習を踏まえて用意することをおすすめします。